カウチポテトの週末

ダービーは、前回コラムの予想どおり7枠絡みだった。デムーロ(騎手)のネオユニバース、堂々の2冠である。オークスについで、またまたサンデーサイレンスの産駒の上位独占に終わった。偉大な種牡馬サンデーサイレンスの急逝が今さらながら惜しまれる。

さて、さつき賞はもっとも速い馬が勝つ、ダービーはもっとも運の強い馬が勝つ、そして、3冠最後の菊花賞はもっとも強い馬が勝つ、という。夏を超して、若駒はさらに成長する。ネオユニバースは確かに現時点での完成度は高い。しかし、秋には、ライバルも力をつけてくる。私は、キャリアの浅さを撥ね退けて2着に入ったゼンノロブロイに注目している。大物の風格品格がある。順調に夏を超せれば秋には主役に躍り出ると思う。ちなみに、我が家のミニチュアダックスの名前はロイという。7枠ネオユニバースと、このロイ(ゼンノロブロイ)が1、2着し、馬券は久々の大勝利だった。ロイに頬づりしたら、かわいいもんで、大喜びして、顔中をなめられてしまった。

ダービーのあった先週末、サッカーの日韓戦があった。案の定、負けた。完敗といってよいだろう。後半はまったくパスも通らず、トラップミスが目立ち、運動量がばたっと落ちて、ピンチの連続、3−0位のゲームだった。Jリーグ清水エスパルスで、まったく活躍してない安(アンジョンファン)に見事なシュートを決められた。韓国の選手の気持ちの強さ、ここ一番の勝負強さを、これまでに何度見せられてきただろうか。ニッポン、大丈夫なのか?ジーコのやりたいサッカーのイメージが伝わらない。今は遠くを見据えたプロセスにあるのか?今月のアルゼンチン、パラグアイ戦、そして、フランスでのコンフェデ杯・・ファンはその答えを凝視している。

一方、チャンピオンリーグも終わり、欧州のリーグ戦も、スペインリーグを残すだけ。そんな中イタリアセリエAの残留争いのプレーオフ、中村俊輔のレッジーナはアタランタを破り、昇格1年目を、最下位ながらも残留を決めた。雨で順延されたこの試合を深夜に見たが、俊輔に出番はなかった。リードされていたら、後半投入されただろうが、守備固めに入ったら俊輔の出番はない。ともあれ、俊輔のセリエAの1年目は終わった。PK、FKでのゴールはあったが、守備の弱さ、瞬間のスピードの欠如、課題はたくさんだ。しかし、ロングボールを蹴りこむスタイルのイタリアサッカー(特に、レッジーナは単調)で、俊輔の華麗なキラーパス、視野の広さ、ファンタジスタぶりを、発揮するのは難しい。彼がそもそも行きたかったスペインリーグのサッカーの方が、力を発揮できるだろう。来期はリーガエスパニョーラで俊輔を見たいものである。
(S)