バルセロナ

もう8月になろうというのに、曇天が続く。花火大会の季節だけど、盛り上がる?暑中見舞いも届き始めた。そんな一枚に目が留まる。ガウディのサクラダ・ファミリアの鐘楼だ。何度見てもすばらしい! 溢れる生命の躍動、地の匂い、独創性、ガウディは天才だ。絵葉書をながめていると音楽が頭に満ちてくる。スパニッシュギターではない、流れるのはカルロス・サンタナだ。
若き日に大枚をはたき細江英公の「ガウディ写真集」を手に入れ、宝物のように眺めていた時期があった。いつかガウディをこの目で見たい、というのが積年の夢だった。不思議なことに、その後何度も欧州に行きながらも、スペインに足を踏み入れることはなかった。行くなら、ガウディだけをじっくり見たい、そんなことを思っている限り、なかなか、バルセロナ行きは実現しない。久々に目にしたガウディのポートレートは、20代のよき日を思い出させてくれた。

バルセロナといえば、世界水泳選手権。北島はじめ、久々に日の丸ニッポンが大活躍。本番、アテネへの期待が膨らむが、1年後である、コンディションの調整が難しい。まったくノーマークの新星が現れるのも国際大会の常だ。アスリートの世界は過酷だ。

世界水泳の放映は深夜だった。それもそのはず、スペインサッカーも深夜だったことを思い出した。スペインリーガエスパニョーラ、イタリアセリエA、イギリスプレミアリーグ。
オフが終わり、いよいよ、シーズンに突入する。また、寝不足の週末が訪れそうだ。スペインリーグバルセロナには、ブラジルのポストロナウドのスーパースター候補、ロナウジーニョが、パリサンジェルマンから移籍する。バルセロナは、レアルマドリードと並ぶスペインリーグの双璧。レアルにはベッカム、そして、かってバルセロナにいたロナウドがいる。もちろん、フィーゴ、ジダン、ロベカル、ラウールとキラ星軍団は健在。今年は、世界のサッカー界では、スペインリーグがもっとも注目を集めるリーグになるだろう。
このリーグに日本人がいないのが寂しい。城、西沢が活躍できず、日本人選手の評価が低いと聞く。二人ともFWだった。パス回しの華麗なスペインリーグには、俊輔、小野のプレースタイルがぴったり。来期は、ぜひこのリ[グへ移籍し、その活躍を見たいと願っている。特に中村俊輔はレアルマドリード入りの話もあったくらいで、本人の希望とも合致する。望みが叶うかは、今期レッジーナでの奮起にかかる。
(S)